販売店契約の「競合製品取扱い禁止条項」とは?注意点・リスク・対策を専門家が解説

販売店契約における競合製品取扱い禁止条項とは?
内容と注意点を専門家が解説

こんにちは。
円満契約サポートセンター、行政書士の西澤です。

販売店契約において、競合製品の取扱いを禁止する条項(競合製品取扱い禁止条項) は、
メーカー(供給者)が、販売店に自社製品の販売に注力してもらうために設けることの多い条項です。

しかし、この条項は 独占禁止法などの法的観点から慎重な取り扱いが求められるため、
契約書に安易に盛り込んだり、そのまま署名捺印することは非常に危険です。


競合製品取扱い禁止条項とは

販売店がメーカー製品と競合する他社製品を同時に取り扱うことを制限する条項です。

メーカーは、

  • 自社製品の販売力を高めたい
  • ブランド価値を維持したい
  • 販売店との関係を強化したい

といった意図で設定します。


競合製品取扱い禁止条項のメリット・デメリット

✔ メリット

メーカー側

  • 自社製品の販売促進に集中できる
  • ブランド戦略の統一ができる
  • 販売店へのサポートや投資をしやすい

販売店側

  • 特定メーカーの専門店として差別化できる
  • サポート体制や条件が優遇される可能性

✘ デメリット

販売店側

  • 取り扱い商材が制限され、顧客ニーズに対応できない可能性
  • 比較提案ができなくなり、売上機会を失うことも

市場全体

  • 競争が阻害される恐れ
  • 選択肢の狭まりによる消費者不利益

法的リスク:独占禁止法に注意

競合製品取扱い禁止条項は内容次第では 独占禁止法に抵触する可能性 があります。

特に注意が必要なのは以下のケースです:

  • 不当に長期間の禁止を求める場合
  • 広すぎる地域で独占を要求する場合
  • 実質的に販売店を拘束しすぎる内容になっている場合

過度な制限は 無効と判断される可能性 もあります。


契約締結前のチェックポイント

確認項目チェック内容
競合製品の定義どこまで対象とするか明確か
禁止期間期間は妥当か
地域の範囲過度に広い設定になっていないか
ペナルティ違約金等は合理的か
法的リスク独占禁止法に抵触しないか

専門家にチェックしてもらう重要性

競合製品取扱い禁止条項は、メーカーと販売店の利益が直接対立しやすく、
契約トラブルの原因となりやすいポイントです。

特に販売店側は、「契約書は変更できない」と思い込まれて相談に来られるケースが多いですが、
実際には 交渉余地がある条項 であることも少なくありません。


まとめ

競合製品取扱い禁止条項は、両者の関係を強化する一方、法的リスクやビジネス制約を伴います。
契約書への署名・押印前に、必ず内容を確認し、必要に応じて専門家へご相談ください。


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