販売店契約書における「受入検査条項」とは?必ず盛り込むべき理由と注意点を専門家が解説

販売店契約書における受入検査条項とは?
必ず盛り込むべき理由と実務上の注意点

こんにちは。
円満契約サポートセンター、行政書士の西澤です。

販売店契約書を作成する際、受入検査条項を適切に設けることは、
売主・買主双方にとって非常に重要です。

受入検査条項とは、納品された商品が契約内容どおりの数量・品質・性能を満たしているかを確認するための手続きや責任範囲を明確にする条項のことです。


受入検査条項を設けるメリット

✔ 紛争防止

納品段階で品質不良や数量不足が発覚した場合、
いつまでに、どのような方法で売主へ通知するかが明確になることで、
後のトラブルや損害賠償請求を防止できます。

✔ 品質保証とブランド維持

買主は、自社の提供する製品品質を確保でき、
顧客への信頼性向上やブランドイメージ維持にもつながります。

✔ 契約履行の証明

売主側も、検査結果を根拠に
自社の責任範囲や契約履行状況を客観的に証明できます。


受入検査条項に盛り込むべき内容

項目内容例
検査方法目視・動作確認・サンプル検査など
検査期間納品後○日以内に実施
検査基準JIS規格、メーカー基準など
不適合時の対応返品、交換、修理、返金 等
通知方法と期限書面・メール等で○日以内に通知

受入検査条項の注意点

  • 検査期間を長くしすぎると売主側の負担が大きくなる
  • あいまいな表現は紛争を招くため、基準・期限を明確にすること

まとめ|販売店契約書に受入検査条項は必須です

受入検査条項は、
売主と買主双方の権利義務を明確にし、トラブルを未然に防ぐために重要な条項です。

実務で起きる多くの紛争は、
「検査方法」「不適合時の対応」「通知期限」を明確にしていなかったことから発生しています。

契約内容の整備は、信頼関係の構築にもつながります。
販売店契約書の作成や見直しは、専門家に相談することをおすすめします。


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