秘密情報の定義が曖昧だと危険!NDA(秘密保持契約)で必ず明記すべき項目とは?

NDA(秘密保持契約)で
「秘密情報の定義」が
最重要と言われる理由とは?
こんにちは。
円満契約サポートセンター、行政書士の西澤です。
ヘレン・ケラーは、
「備えよ。備えあれば憂いなし」
という言葉を残しています。
契約書の世界でもまさにこの言葉が当てはまり、特にNDA(秘密保持契約)における “秘密情報の定義” は、まさに“備え”そのものです。
なぜ秘密情報の定義が最重要なのか?
NDA(秘密保持契約書)を締結する際、最も注意が必要なのが 「秘密情報の定義」 です。
この部分が曖昧なまま契約を締結すると、後から重大なトラブルにつながるケースが非常に多くあります。
契約書作成サポートを行う中で、実務上もっとも相談されるポイントでもあります。
では、具体的にどのようなリスクや問題を防ぐために重要なのか、順に解説します。
1. 範囲の明確化:
何が秘密かを双方が理解できる
秘密情報の定義を明確にしておくことで、
- どの情報が秘密か
- どの情報は対象外か
がはっきりします。
あいまいなまま進めると、
- 提供者:
「それは秘密情報に含まれている」 - 受領者:
「そんな話は聞いていない」
という“解釈のズレ”が起こり、信頼関係を損ねる原因になります。
2. 法的保護の強化:
万が一の漏洩時に守られる範囲が変わる
秘密情報の範囲が明確だと、
もし漏洩事故が発生しても 法的に保護される情報の範囲 がはっきりしています。
反対に曖昧だと、
「これは秘密情報として扱うべきものなのか?」
「契約上、漏洩とみなされるのか?」
といった議論になり、企業側が不利になるケースも少なくありません。
3. 紛争防止:
解釈違いによるトラブルを未然に防ぐ
NDAに関する紛争の多くは、
「そもそもその情報が秘密情報にあたるのか?」
という基本的な認識の差で起こります。
契約段階でしっかり定義しておくことで、
後々の無駄なトラブルを未然に防ぐことができます。
4. 契約遵守の確認が容易になる
秘密情報が明確であれば、受領者が契約に従って行動しているかがチェックしやすくなります。
- データの管理方法
- アクセス権限
- 情報の再提供の禁止
などの運用基準も明確になり、情報漏洩リスクも管理しやすくなります。
5. 信頼関係の構築につながる
秘密情報の定義がしっかりしていることで、
- 提供側は安心して情報を渡せる
- 受領側は過剰な制限を受けず、適切に管理できる
という双方にとってメリットが生まれます。
結果として、スムーズな商談・協業がしやすくなり、良好な取引関係の構築につながります。
6. 業務効率と情報管理の質が向上する
担当者が、
「これは秘密に当たるのか?どう扱うべきか?」
と迷う場面が減り、業務の効率が大幅に上がります。
特に中小企業では、
情報管理ルールが担当者によってバラつきが出やすいため、秘密情報の定義を明確化することは非常に有効です。
7. 不注意による漏洩リスクを軽減できる
秘密情報の範囲がはっきりしていれば、
従業員や外注先にも指示がしやすく、不注意やうっかりミスによる漏洩を防ぐことができます。
企業全体の情報セキュリティレベルが底上げされる効果もあります。
まとめ:
秘密情報の定義は「NDAの心臓部」
以上のように、秘密情報の定義はNDAにおける最重要ポイントと言っても過言ではありません。
- 情報漏洩の防止
- 紛争の回避
- 法的な保護の強化
- 取引先との信頼関係の構築
これらすべてに直結する“契約の要”です。
NDAの作成・チェックで不安があれば、ぜひご相談ください
実際の案件では、
企業の業種や取引内容によって「秘密情報の定義」に含めるべき内容は大きく変わります。
テンプレートのまま使ってしまうと、必要な範囲が網羅されていなかったり、逆に必要以上に広く設定しすぎて相手に不信感を与えるなどのリスクもあります。
- 取引先からNDAの締結を求められている
- 自社版NDAの作成や見直しをしたい
- 相手から提示された契約内容をチェックしてほしい
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