フランチャイズ契約書の作成で本部が見落としがちな注意点5選

こんにちは。円満契約サポートセンター、行政書士の西澤です。

フランチャイズビジネスを成功させるために欠かせないのが「契約書」です。
ところが、フランチャイズ本部が契約書を作成する際に、意外と見落としやすいポイントが存在します。
こうした抜け漏れがあると、後々のトラブルにつながり、本部の信用やブランドイメージを大きく損なう恐れがあります。

今回は「フランチャイズ契約書を作成するときに本部が見落としがちなポイント」について解説します。


1. サポート内容の範囲が不明確

加盟店に対してどのようなサポートを提供するのか。
研修・現場指導・販促支援などは契約書に具体的に明記しておく必要があります。
曖昧にしてしまうと、加盟店から「聞いていた内容と違う」と不満が出やすくなります。


2. 知的財産権の管理

商標・ロゴ・マニュアル・システムなど、知的財産権の扱いは極めて重要です。
契約書において「利用範囲」「契約終了後の取り扱い」を定めておかないと、ブランドの毀損リスクにつながります。


3. 加盟店の独自施策への制限

加盟店が独自の販促やサービスを行う場合の可否について、契約書に明確なルールを設ける必要があります。
自由度を持たせすぎるとブランド統一性が崩れ、逆に制限しすぎると加盟店の不満につながるため、バランスが重要です。


4. 契約解除・更新条件の明示

契約期間や更新条件、また解除事由を具体的に定めないと、解約を巡るトラブルが発生しやすくなります。
特に、加盟店側の違反行為や経営不振に対する対応ルールは必須です。


5. 雛形だけに頼らずオーダーメイドで作成する

インターネットで「フランチャイズ契約書の雛形」は簡単に見つかります。
しかし、それをそのまま利用すると、自社のビジネスモデルや本部方針に合わないケースが多々あります。
契約書は「雛形」ではなく「オーダーメイド」で作成することが、将来のトラブル防止につながります。


偉人の格言

「失敗から学ぶことができる人間こそ、本当の成功者である」
―― ヘンリー・フォード

契約書の作成段階で失敗を避けることができれば、その後のフランチャイズ展開をスムーズに進めることができます。


まとめ

フランチャイズ契約書は、単なる形式的な書面ではなく、本部と加盟店双方の信頼関係を守るための「経営の基盤」です。
本部が見落としがちなポイントを事前に押さえ、しっかりとオーダーメイドで契約書を整備することが、ブランドの成長と加盟店との良好な関係構築につながります。

「自社のフランチャイズ契約書に不安がある」「今後の展開を見据えて契約書を見直したい」とお考えの本部の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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