ライセンス契約のロイヤリティとは?成果報酬型と固定額型の違いと選び方

ライセンス契約のロイヤリティは成果報酬型と固定額型の2種類。双方のメリット・デメリットや判断基準を行政書士が解説します。

こんにちは。円満契約サポートセンター、行政書士の西澤です。
今回は、中小企業の経営者や新規事業を検討している方からご相談の多い 「ライセンス契約におけるロイヤリティの決め方」 について解説します。

ライセンス契約のロイヤリティには、大きく分けて 成果報酬型固定額型 の2種類があります。
どちらを選ぶべきかは、契約の目的・事業の特性・当事者の意図によって変わります。


成果報酬型ロイヤリティの特徴

成果報酬型は、ライセンスを受けた製品やサービスの 販売量や売上高に応じて支払われる方式 です。

  • ライセンス供与者(ライセンサー)にとってのメリット
     販売が伸びれば収入も増えるため、ライセンシーの努力や成果がダイレクトに反映されます。インセンティブ効果が高いのが特徴です。
  • ライセンシーにとってのメリット
     売上が低調な時には支払いも抑えられるため、リスクを軽減しながら事業展開が可能になります。

固定額型ロイヤリティの特徴

固定額型は、契約期間中に あらかじめ定められた一定額を支払う方式 です。

  • ライセンス供与者にとってのメリット
     安定した収入を確保できるため、長期的な資金計画を立てやすい点が魅力です。
  • ライセンシーにとっての注意点
     売上が伸びても支払額は変わらないため、リスクを自ら負う必要があります。

どちらが適しているか?

成果報酬型が望ましいケース:

  • 製品やサービスの販売拡大を強く目指している
  • ライセンサーがライセンシーに積極的な販売努力を促したい
  • ライセンシーが初期投資を抑えてスタートしたい

固定額型が望ましいケース:

  • 利用する技術やノウハウ自体の価値が高い
  • ライセンサーが安定収入を重視している
  • ライセンシーが「売上を伸ばせば伸ばすほど利益が残る」仕組みにしたい

また、成果報酬型と固定額型を組み合わせるハイブリッド型 も可能です。
例えば「最低保証額を固定し、一定の売上を超えた部分は成果報酬にする」といった方式です。


判断のポイント

  • 契約の目的(販売拡大か、技術使用料か)
  • 製品やサービスの特性
  • 双方がどこまでリスクを取るか

これらを明確にしたうえで契約形態を選択することが重要です。


偉人の言葉

「最も強い者でも、最も賢い者でもなく、変化に最もよく適応した者が生き残る。」
― チャールズ・ダーウィン

ライセンス契約のロイヤリティも、状況や目的に応じて柔軟に選び、適応していくことが成功につながります。


契約書サポートについて

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